福知山成美は後半途中から守備に回る時間が続き、徐々に消耗していった。動きの落ちたダヨとデイビットを交代させ、さらに中盤の運動量や出足を改善しようと最後の交代選手を投入する直前で、失点を許してしまう。それでも85分に交代出場のFW前川将輝のロングスローから、ゴール前で米田がシュートへ持ち込むが、クロスバーの上を通過していく。後半アディショナルタイムには速攻から、MF秋吉顕映(2年)が背後へ抜け出すビッグチャンスを迎えたが、トラップが上手く収まらずシュートまで持ち込めなかった。
近江Bも後半アディショナルタイムに逆転のチャンス。速攻から今井が左サイドから中央へ仕掛けて相手DFをかわし、飛び出した相手GKもかわしてシュートを放つが、カバーに入ったDFにゴールラインの前でクリアされた。試合は1-1で終了し、勝敗の行方はPK戦へ持ち込まれる。
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