近江Bイレブン(写真=雨堤俊祐)

 PK戦は近江Bの選手が試合終了間際に負傷したことを受けて、10人ずつで行われた。先行の近江Bは1人目のキッカーは、同点ゴールを決めた古荘。左隅を狙ったキックは相手GKに止められてしまうが、福知山成美も2人目が右ポストに直撃。その後は両チームとも成功し続けていく。近江BはGK鈴木優友(3年)が8人目のキッカーとして鋭いキックでネットを揺らすと、福知山成美のGK板倉も9人目のキッカーとして相手の読みの逆を突いたキックで成功。それぞれ10人目も成功させて、2巡目へ突入する。

 先行の近江Bは、1巡目では阻止された古荘が今度は決めた。後攻の福知山成美のキッカーは先制点を決めた米田。じっくりと時間をかけてからゴール左へ蹴ったボールをGK鈴木が見事に止めて、勝敗が決した。PK戦の末に近江Bが勝ち上がりを決めた。

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