近江Bは前田高孝監督がS級ライセンス取得の為の海外研修中で不在。指揮をとった藤村知大コーチは「前半はサイドが渋滞してゴールに向かえない時間帯がありました。選手には(失点前も後も)焦れないように言い続けましたが、その中で得点できたことはよかった」と試合を振り返った。
PK戦で活躍したGK鈴木は「小学生の頃からPKは得意なので、楽しんでPK戦へ入れました。自分のキックも成功したし『今日は何かあるな』と思っていた」と笑顔を見せた。最後のPKストップも「自信を持って飛ぼう、というのはGKコーチとも話をしていました。相手の1人目は一度目に決められたけれど、シュートの方向は合っていた。2回目も同じ方向かなと思って飛びました」と読みが的中している。鈴木はプリンスリーグ関西1部を戦うAチームの控えGKを務めてきたが、リーグ戦は全日程が終わり、選手権も今年は県大会で敗退したこともあり、この参入戦はBチームでプレーする。「これまでBチームのゴールマウスを守ってきたのは同い年の中井大悟。彼の思いも背負って戦うので緊張したけれど、自信を持ってプレーできた」と話している。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)
高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)

