武南イレブン

 それでも相手の反撃を1点に抑え、終盤は小刻みに7人を交代させる作戦も功を奏して逃げ切った。

 最優秀選手賞には武南の小川が輝いた。小柄な背番号6は「自分がもらえるなんて驚きました」と表情を緩めると、「小学生からずっとボランチをやっていますが、ボールを受ける回数が多くゲームをつくれるところが面白い。持ち味はゴールに直結するキラーパスを出すことです」と自己PRする。

 内野慎一郎監督も「周りがよく見えていて落ち着いている。(相手との)駆け引きもうまい」とMVPにふさわしい働きだったと称賛した。

 小川はただ、後半の出来については「守勢に回ってしまい、相手に優位にやられた。自分の特長を出せなかったし、守備面でもうまくいかない部分もありました」と反省しきりだ。

 内野監督は「久々の優勝は素直にうれしいが、あのGKのミスはいけない。あれをしていたら絶対に勝てませんからね」と苦言を呈した。さらに言葉をつなぎ、「このチームはまだ幼いので怒ってばかりではいけない。脱力感のある中でも前に進めるようにしたい」と述べた。

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▽令和8年度関東高等学校サッカー記念大会
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