慶應志木高校 川原行人部長
慶應志木高校は国内に4校ある慶應大学の一貫教育校のひとつで、埼玉の私学では早大本庄と並ぶ最難関校として知られる。
慶應義塾の『独立自尊』という根本精神に基づき、慶應志木では独自の教育目標の下、生徒は勉強と部活動、学校行事に全力を注ぐ日々だ。少数精鋭の1学年250人の在校生の多くが慶應大に進学するが、毎年約65パーセントが経済学部と法学部に入学する。医学部へは例年7人か8人となっている。
サッカー部の川原行人部長は、部に携わって10年目の53歳で現在はトップチームの指導に当たる。静かに練習を見守る川原部長にサッカー部について伺った。
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