待望の同点ゴールが生まれたのは後半14分だ。
 自身へのファウルによって得たPKを井上達貴が冷静に決め、その3分後には右サイドの井上達貴からのクロスに反応した城臺映伍がジャンプ一番、見事な逆転ヘッドを叩き込んだ。

「PKはイメージどおり。あらかじめ(ける方向を)決めていました。逆転ゴールにつながるクロスはいつも練習している形。城臺がいいところに入ってくれた」と1得点1アシストの井上達貴がいえば、「達貴君のボールがよかった。味方と重なったような感じになったけれど、ちゃんと見えていました。チャンスにしっかり決めることができてうれしいです」と、逆転弾の城臺映伍は喜びを隠さない。

「このまま90分で決着すれば……」という展開だったが、そこはやはり侮れない相手。終盤に警戒していたFKから同点ゴールを決められ、振り出しに。だが、長い戦いは冒頭のとおりPK戦の末に城西国際大が勝利を引き寄せた。

 決勝は5月6日、国際武道大グラウンドにて。キックオフは14時予定だ。

  相手がどこであろうと、目指すは勝利のみ。総理大臣杯のプレーオフを視野に入れつつ、5月20日から開幕する春期リーグへの弾みとしたい! 

(取材・文・写真 小室功)