成立学園 vs 国士舘

 国士舘は後半立ち上がりの大きなピンチをしのぐと、5分に先制点となる決勝ゴールをものにした。後半開始から送り込まれたFW五加裕介(2年)が、左から軽快なドリブルで進出すると相手DFに倒されてFKを獲得。秋山がファーポストに送った絶好のボールを島田がヘッドで流し込んだ。

 これをきっかけにリズムをつかみ出した国士舘は10分と18分、いずれも五加がフリーの状態で決定的なシュートを放ったものの、2本ともGKの好守に阻まれて加点の機会を逸した。

 しかし五加は26分、“3度目の正直”で貴重な2点目をゲット。込宮のパスを右サイドで預かると、2人に挟まれながら力強く持ち運び、GKのニアサイドを打ち破る強烈なシュートを突き刺した。

 成立学園は25分にFW門間幹太(2年)が惜しいヘッド、アディショナルタイムには途中出場のFW間野彩斗(3年)がGKと1対1になったが決められず、最後まで1点が遠かった。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
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