試合後、多摩大目黒の遠藤雅貴監督は「相手のセットプレーも良いキッカーがいたので、集中して守備ができていた」と、相手に決定機を作らせず無失点に抑えた守備面には及第点を与えた。その一方「緊張もあったのかもしれませんが、自分たちのサッカーができませんでした。もっと落ち着いて動かして欲しかった」と攻撃面に関しては課題が多かったと話し、「勝ちたい気持ちは一人一人持ってるんですが、前に急ぎ過ぎてしまって、いい距離感ではなかった」と焦りから前掛になってしまったことで、落ち着いてパスを回せる立ち位置が取れなかったことを悔やんだ。
6月2日に行われる相手は前回全国大会出場校の成立学園を倒した国士舘に決まった。指揮官は「凄く力強い相手で強度もありますが、自分たちのやるべきことをしっかりやれればいい試合ができると思います」と意気込みを語った。
(文・写真=古部亮)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選