東久留米総合は前半21分、MF三浦瑠空(3年)の蹴った右CKをアンカーの笹井大誠(3年)がヘッドで捕らえたが、GKの好守に弾き出された。1分後には笹井大智の左クロスから石川が頭で合わせたが、バーをかすめるよう通過する惜しいシュートだった。
攻勢に出ながら得点できないでいたが、前半26分に先制する。高瀬が右からはたいたパスを高橋が左足でゴール右に蹴り込んだ。右利きの高橋はこの1分後、右からドリブルで持ち込み今度も左足で2点目をゲットした。33分には石川が決定打を放ったが決められず、前半を2-0で折り返した。
後半も東久留米総合のペースは変わらず、14分に石川、18分に近藤が強シュートを放ったものの、枠を捕らえられなかった。
それでも20分、石川の縦パスに反応した高橋が今度は右足で突き刺し、ハットトリックを完成させる。1失点した後の24分には、近藤の右クロスを笹井大智が右足ボレーでたたき込み、結果的にこの4点目が勝負を決定づけた。
▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選