青山学院、初戦で示した安定感 3年連続2次予選進出へ視界良好

青山学院イレブン

 台風一過の快晴が広がった都立千歳丘高校グラウンド。強い日差しが戻った9月6日、第104回全国高校サッカー選手権東京予選1次予選初戦で、青山学院が堂々とした勝利を飾った。4-0。数字以上に、選手権の舞台での落ち着きと、積み重ねてきた守備の堅さが光る試合だった。

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 前日の大雨で土のグラウンドは開催が危ぶまれたが、整備の末に無事にキックオフ。開始2分、青山学院はFW9田邊聡太郎がこぼれ球に反応し、飛び出したキーパーの頭上を抜いてゴールネットを揺らした。「自分のゴールをきっかけに大量得点に繋げることができたのは良かった」と胸を張った田邊。試合後、青山学院の坂本圭哉監督も「選手権だから緊張して入るかなと思ったんですけど、思ったより早く先制できて、ほぐれた形で入れたのが良かったです」とこのゴールを振り返った。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選