都立石神井 vs 都立町田

 大勝した都立石神井の西田陽監督は、「今年のチームはスキや油断からやられることが多いのですが、今日はしっかり無失点に抑えてくれました」と第一声を発すると、「相手がどうこうではなく、自分たちの基準で戦うことが何よりも大切」と持てる力を出し切ることを求めた。その上で「まだ要求しているレベルには達していませんが、今やるべきことはやっていたので一定の評価はできます」と及第点をつけた。

 就任7年目。毎年守備力の高いチームづくりを目指しているそうだが、「前線からのプレスは近年では一番いい。フォアチェックの精度が高いんです」と説明。前回大会は2次予選Bブロック準々決勝に進んだが、駒澤大学高等学校に0-1で惜敗した。「今年もまずは西が丘を目指し、準決勝進出をかなえたい」と抱負を述べた。

【次のページ】 2回戦 都立石神井 vs 都立町田(5)

▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選