
都立東大和 vs 都立片倉
3-4-2-1の陣形を取る都立東大和は、1トップを担当する快足の吉田光(1年)が相手守備の背後に進入できるようなボールを多用。右ウイングバックの木村悠人(3年)が外からアグレッシブに攻め込み、主将の茂手木太一と下田尚輝(ともに3年)の2シャドーが絡んで攻撃を組み立てた。
1、2回戦を13得点・無失点で勝ち抜いてきた都立片倉は、4-3-2-1システムから右ワイドの富山晃(3年)が精力的に縦と中央に進出。1トップの原健生(3年)がドリブル突破や守備の裏を狙う動きを継続し、アンカー白須康太(2年)の気の利いたパスも効果的だった。吉田のシュートから、都立東大和が立て続けに決定機を迎えた。
まず前半5分、茂手木のパスを持ち運んで打った一撃はDFのブロックに遭って逸機。8分には左ウイングバック西航平(2年)からボールを預かり、ドリブルで運んでシュートしたが1対1になったGKに阻止された。15分にも左から突き進んで決定的なシュートを放ったものの、これもDFに当たってゴールを割れなかった。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

