都立片倉は失点する前の23分、原のシュートのこぼれ球をボランチ栗田歩(3年)が拾って強烈な一撃を放ったが、DFにブロックされて先手を取れなかった。先制された5分後には、逆襲・速攻を仕掛けて原がGKと1対1になりかけたが、ドリブルのコントロールがやや大きくなってシュートを打てなかった。
後半10分、富山が速い球筋の右クロスを配給し原が右足で合わせたが、これもDFのブロックに遭った。1分後にボランチ滝陽龍(2年)が左から放った中距離弾は枠を捕らえ切れず、なかなか同点ゴールが奪えなかった。
都立東大和は後半18分、価値ある追加点を奪った。1分前に送り込まれたばかりのMF濱野晏慈(3年)が、右でパスを預かると少し運んでから逆サイドにコントロールされたシュートを打ち込んだ。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

