先制するまで、チャンスは東海大高輪台が多かった。前半12分、MF7櫻田恭臣がドリブルからシュート。続く14分、MF7櫻田のパスにMF15成沢結尊がシュート。19分、CKではDF4 安田礼のヘッドがバー直撃。折り返しをDF3 椎橋拓己がシュートを放ち、迫った。

 「前半は組織という部分ではやりたいことはできました。(前半)セットプレーなど、何本かありましたが、決めていたら気持ち的に乗れました」と東海大高輪台の川島純一監督。そして「怖いなと感じたのは個の一発。前半1点だけなら、持ち直せました。うまくいっていた分、警戒していたので抑えたかったですが、甘くなってしまいました。シュートがすごかった。あのシーンにさせてはいけなかった」と振り返った。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選