
東京朝鮮中高級学校イレブン
前半、国士舘は苦しめられた。フィジカルとパワーの東京朝鮮にロングボールで攻めこまれた。ここで肝心なのは空中戦とセカンドボールの処理だが、分は東京朝鮮。やりづらさを抱きながら国士舘は相手のやり方に乗ってしまった感があり、ゴールまでの距離が遠かった。たしかにペースは握られた。しかし決定機は与えなかった。
「前半は失点ゼロで帰ってくるのが守備の目標」とDF4澤陽大(3年)。「先月の練習試合では先に失点することが多かったので、前半はゼロで戻ろうという約束事をみんなで作りました。何が何でも守って後半につないでいこうと意識しました」と見事に実行した。
▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選