大森学園FW21萩原雄也

 大森学園が最初の決定機を先制点につなげた。前半8分、FW田中優輝(3年)が左サイドを鋭く突破し、ゴール前にセンタリング。2トップを組む萩原雄也(3年)が、相手DFに当たったこぼれ球を拾って右足でゴール右に決勝点を蹴り込んだ。

 23分にはFKから右MF鈴木漣(3年)が決定的なシュートを打ったが、相手GK笠原優真(3年)のビッグセーブに阻まれた。

 東京実業は前半2分の絶好機を仕留めておきたかった。廣畑の縦パスが相手守備ラインを切り裂き、FW大山尊琉(2年)がGKと1対1のシーンを迎えたが、決められなかった。

 左右のCKからも決定機があり、33分に左CKのこぼれ球をFW池田慶次郎(2年)が、34分には右CKの混戦からボランチ齊藤大翔(3年)が強烈なシュートを放ったが、DFのブロックに遭った。追加タイムにも池田が右からスピードに乗って進入しGKが弾く強シュート。しかしすぐに捕球されて同点機を逃した。

▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選