左右のSBのほかCBもこなす岡本は、前半21分に起用されるとまず左SBを担当し、後半開始からはCBを任された。「中学時代はCBだったのでやりにくさはありません。監督からは前めで敵ボールをはね返すように指示されました」と説明し、2次予選については「自分は1年生なのに使ってもらっているので、先輩の目標であるベスト4に進むためにも全力で貢献したいです」と、さわやかな言葉で締めくくった。
100分間、テクニカルエリアとベンチから声をからしてコーチングしていた就任7年目の西田陽監督は開口一番、「開成はよく頑張る素晴らしいチームで、体を投げ出した守備など学ばせてもらうこともあった」と相手を称賛した。続けて「うちは慌ててしまい、普段やっていることができませんでした。クロスにしてもシュートにしても、最後のところで質が悪かった」と苦戦した要因を明かした。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

