得点するために延長に入る前は何を要求したのか? 「相手は走力が落ちていたので、とにかくワイドに球を集めて攻めることを徹底させました」と語り、まさに決勝点はそんな形から生まれた。
2次予選は保善と初戦の2回戦を争うが、「どこが相手でも目の前の試合に全力でぶつかり、1戦1戦勝ち残っていきたい」と昨年の8強を更新する成績を目指すという。
決定機はほとんどなかった開成だが、難敵を相手に延長にまでもつれ込む持久戦を演じた。昨春就任した32歳の菅佑也監督は「やるべきことを徹底してやってくれた。ここぞという時の集中力は高いものがあり、ここまで戦えたことは選手の自信にもなったと思います」と善戦した学力優秀なイレブンを褒めた。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

