実践学園は今季のU-18東京都リーグ1部(T1)で、堀越とは1分け1敗。9月28日の第14節は、終了間際のオウンゴールで引き分けたものの、シュート数で17対7、CKで10対3と圧倒していた。

 押し込めるというイメージがあったのか、立ち上がりから厳しいプレスと長いキックで相手陣内に速く、激しく進入し外と中から攻め込んでいった。4-4-2の実践学園は左2列目の清水目凌希(3年)が、サイドからスピーディーに突破してシュートを狙い、鋭いクロスを配給。前線の本間貴悠(3年)はヘディングで競り勝ち、本間と2トップを組む山本風希(2年)はくさび役もこなす万能型のFWだ。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
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