就任12年目、堀越の佐藤実監督は「相手はウオーミングアップの時からテンションが高かったので、立ち上がりから押し込んでくることは想像できました」と切り出すと、「ロングボールをしっかりはね返し、局面でもやられる場面は少なかったと思います。そんな中の先制点。ミドルシュートが決まると戦況も変わりますね」と述べ、価値ある谷口悠の中距離弾を褒めた。
集大成の選手権に向け、戦力の上積みを尋ねると、「夏前までは三鴨が止められると攻撃が停滞したが、今は三鴨ひとりに依存するチームではなくなり、複数の選手が得点やアシストができるようになったことです」と説明。帝京との準決勝については「前回の選手権では前橋育英に負け、こういう強豪に勝つためにチームをつくってきたので結果を出したい」と3年連続7度目の出場を念頭に置いた言葉で締めくくった。
▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選

