登録メンバーオール1年生の浦和学院、延長戦の末に本庄第一を下し初戦突破

歓喜の浦和学院イレブン(写真=田原豊)
令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)は2月8日、昨年の第103回全国高校選手権埼玉予選のベスト8をはじめ、各支部予選で決勝に進んだ8校を合わせた計16校が参加して開幕。1回戦8試合が行われ、本庄第一と対戦した浦和学院が延長戦の末に2-1で接戦を制し、準々決勝進出を決めた。
立ち上がりは、ロングボールが多い展開。時間の経過とともに、登録メンバー全員1年生の浦和学院がショートパスを多用し、ボール保持率を高めて攻撃を組み立てていく。しかし、ゴール前に迫る場面は少なく0-0で折り返す。
50分、浦和学院はFW10小川澄羽(1年)がスローインのボールを受けて、ドリブル突破を見せ、相手のファウルを誘発。PKを獲得すると、キッカーのMF7繁村翼(1年)が決め先制に成功する。しかし、直後の54分、追いかける本庄第一もすぐさま反撃に転じ、FW11立入秀平(2年)がゴールネットを揺らし試合を振り出しに戻す。以降はスコアは動かず1-1のまま延長戦に突入した。
▽令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和6年度埼玉新人戦(新人選手権大会)