1点差の好ゲームを演じた、実践学園vs東海大高輪台

1点差の好ゲーム

 4月18日、令和3年度関東高校サッカー大会東京予選の2回戦が行われ、実践学園東海大高輪台が激突した。

 実践学園で行われた試合は、序盤に東海大高輪台のペースで試合が進む。右サイドを中心にFW9田丸.19番遠藤の個人技を起点に崩しにかかり、実践学園が守備に追われる展開が続いた。実践学園は、しっかりとDFラインを保ちながら、DF4番長友が右サイドをオーバーラップしクロスで、見せ場を作る。その後、実践学園は中盤でのルーズボール奪取に成功し、MF7番村田が強引にシュートまで持ち込んだ。

 勢いを取り戻したい東海大高輪台もMF8番中杖が左サイドを切り込み、シュートまで向かう。セットプレイの時は、DF4番加藤をターゲットとしたロングスローを屈指し、実践学園ゴールに迫った。決定的な場面はなく、給水タイムへ。再開後に最初にチャンスを掴んだのは、実践学園だった。前半26分 FW9番清水のポストプレイで抜け出したFW11番笹原が左足でシュートを打つもギリギリ枠外へ。今試合初の決定的な場面だった。

 その後、コーナーキックからFW9番清水のヘディングミートするもゴールキーパー正面に。前半の終盤は、実践学園が完全にペースを握った。中盤のボール奪取から速攻でシュートまで持ち込む場面が続出したがゴールを奪えずに前半をスコアレスドローで折り返した。

 後半開始に伴い、東海大学付属高輪台FW9番田丸が交代しFW10番佐藤がピッチに入った。後半は、前半の終盤帯とは打って変わり、一進一退の攻防が続いたが均衡を破ったのは、実践学園FW11番笹原だった。スルーパスから抜けて、ワンタッチで東海GK大島と一対一になり、冷静に落ち着いてGKの股下を抜いてのゴールイン。なんとか追いつきたい、東海大学付属高輪台もMF21番加瀬がカウンターから左サイドを切れ込みペナルティー付近にてファールを取る。ペナルティー付近からの直接フリーキックを狙うも枠をそれる。東海FW10番佐藤もスペースを見つけていい形でボールを受けてシュートを放つも実践GK齊藤に防がれる。終盤、東海大高輪台の捨て身の攻撃が続いたが、1点を守り切った実践学園が勝利し、3回戦へと駒を進めた。

▽令和3年度関東高校サッカー大会東京予選
令和3年度関東高校サッカー大会東京予選