先制点後のFC東京U-18イレブン(写真=矢島公彦)
京都サンガは前半、10番FW小山真生(新3年)のシュートがポストに。ロングボールを使いながら後半のラストにかけても猛攻を仕掛けたが、1点が遠かった。
優勝は飾ったものの、内容としては悔いの残るものに。キャプテンを務める土肥が「技術的なミスが結構多かった」といえば、決勝弾の熊田も「シンプルに全然まだレベルを上げていかないとダメ。攻撃でも点は入っているんですけど、2点、3点追加点を奪えないところとか、守備でももっとひとりひとりが局面で勝ったり、こういう蹴ってくる相手に圧迫されないで、もっと前でプレー出来るようにしたい」と課題を口にした。
2週間後にはプレミアリーグの開幕も控える。土肥は「プレミアリーグだともっと相手の強度だとかパスの精度も上がってくるので、こっちもプレスの速さとか技術の高さをもっと上げていかないといけない。2週間で出来る限りレベルアップして挑みたい」とした。優勝という結果と課題を手に成長し、来たるべき日を迎える。
(文=石黒登 写真=矢島公彦)
▽第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第31回イギョラ杯国際親善ユースサッカー