さらに34分、MF18高橋佳汰が強烈なミドルシュートを叩き込んで追加点。投入からわずか3分、豪快なゴールでゲームの流れをつかんだ。

 最後は38分、背後に出たボールに対し、相手選手がお見合い状態に。このスキを見逃さなかったFW宮本がボールを奪いGKと1対1から冷静に決め3点目を挙げた。

FW10久保恵音(帝京)は攻撃の潤滑油に

 前半、帝京は初戦の固さがあったのか、チャンスは少なく、出し手と受け手の呼吸がいまひとつ合わないままだった。前半30分過ぎからFW宮本にボールが集まると、41分、そのFW宮本がバー直撃のシュートを放つなど、徐々に攻撃の形が出始めた。

▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選