MF石澤賢汰はかじ取り役として奮闘(写真=佐藤亮太)
その支えとなったのが、中盤のMF6石澤賢汰(3年)とMF8塩沢温大(3年)。1回戦はダブルボランチで中盤の底を形成したが、今回は石澤がアンカー、塩沢がトップ下の縦関係に配置された。
この2人は好連係を築いたのはもちろんのこと、試合の流れを読み切り、流動的に変わる役割分担をきっちりこなした。特にロングスローワーも務める石澤は相手の攻撃をからめとり、即攻撃に転じる、まさにかじ取り役。
「日本文理のサッカーは受け身に立つサッカーじゃない。アグレッシブで相手より走って、粘り強く戦う、全員攻撃・全員守備のサッカーがコンセプト」とは石澤。その通りのプレーを見せた。
▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権