慶應義塾のDF山中遊太(写真=多田哲平)
全国トップクラスの学力を誇る慶應義塾高校。そのソッカー(サッカー)部は神奈川県内で度々上位に名を連ねる実力だ。2016年にはインターハイにも出場し、現在も全国出場を目指して日々トレーニングに励んでいる。
そんなソッカー部をキャプテンとしてチームを引っ張るのがDF山中遊太(3年)だ。勉強を疎かにせず、サッカーにも意欲的に打ち込むCBに、両立するための工夫を訊いた。
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――文武両道を目指すうえで苦労していることはなんですか?
テスト期間中のコンディション管理は大変です。テスト期間中でも公式戦があることが多いので、しっかり体調を崩さず体を作っていくことは意識しています。
――体調を崩さないために、具体的にどんな工夫をしていますか?
睡眠時間をなるべく削らず、いつもどおりの生活を送るように心掛けています。
――テスト期間だからと言って、徹夜で勉強することはないですか?
なくすようにはしています。生活リズムを維持できるように、なるべくテスト期間の前々からしっかり計画を立てるようにすれば、前日に詰め込むようなことはしないで済みます。
――どの程度前からテストに向けて準備をしていますか?
教科が多い時は1か月くらいですかね。あるいは、もう少し前から少しずつやり始めています。
――慶應義塾高校の場合は大学受験に向けて強化を絞る必要はなく、幅広く学べますよね。その分、定期テストの幅が広いとは思いますが。
そうですね。授業に関しては、他の学校の受験生と比べると自由に選べると思います。理科も4科目やりますし、実験が多かったりしますね。ただ授業の進むスピードが速いと感じることはあります。