慶應義塾のDF山中遊太(写真=多田哲平)
全国トップクラスの学力を誇る慶應義塾高校は、部活動も盛ん。夏には野球部が甲子園で107年ぶりの優勝を果たしたが、ソッカー(サッカー)部も2016年にインターハイ出場を果たすなど精力的に活動している。
そんなソッカー部で今年キャプテンを務めるDF山中遊太(3年)も、勉強とサッカーをの両立に励むひとり。日々の取り組みや文武両道を目指す意義を訊いた。
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――テスト期間以外は、結構サッカーに重きを置いて生活しているようですが、平均的な1日のスケジュールを教えてください。
平日だと6時に起きて、7時に家を出て、8時20分から授業があります。部活の練習は15時半から18時か19時まで。その後学校を出ますが、家が茅ヶ崎にあって片道1時間くらいかかるので、家に着くのは20時くらい。それからお風呂とご飯を済ませて、22時か22時半くらいの寝るまでの間にTOEICの勉強をしている感じです。テスト期間以外はほぼ毎日変わらず、この生活です。
【山中君の平均的な1日のスケジュール】
6:00 起床
7:00 家を出る
8:20~ 授業
15:30~18:00 部活
18:00~ 自主練
20:00 帰宅
20:00~21:00 ご飯、お風呂
21:00~22:00 TOEICの勉強
22:30 就寝
――毎日この生活で大変に感じることはありますか?
いえ、もうずっとこの生活なので、慣れましたね(笑)。
――中学の時もこのような生活でしたか?
そうですね。起きるのがもう少し遅かったかもしれないですけど、基本的には変わっていないです。ただ、中学の時は地元のチームでサッカーをやっていて、移動時間があまりなかったので、もう少し余裕がありました。