都立狛江が苦しみながらも武蔵との接戦をモノにし2回戦へ!
武蔵 vs 都立狛江
10月9日、第100回全国高校サッカー選手権東京予選の2次トーナメントBブロック1回戦が行われ、武蔵と都立狛江が対戦した。
武蔵、都立狛江ともに1次トーナメントを勝ち抜き2次トーナメントへと駒を進めてきただけに、両チームともその勢いに乗って勝利を掴みたいところ。
試合は武蔵のキックオフで開始されると、立ち上がりは都立狛江がペースを握る展開。高い位置からプレスをかけてボールを奪うと、FW7杉本迅(3年)やFW11佐藤嘉晴(3年)が得点を狙い、機を見てDF4伊木和也(3年)もオーバーラップして攻撃に参加する。
すると前半9分、攻め上がっていたDF伊木がゴール前に詰めてシュートを放つと、ボールはネットを揺らし都立狛江が先制する。
早い時間に追いつきたい武蔵だが、前半はディフェンスラインでボールを回す時間が多く、なかなかボールを前に運べない。前半36分、逆に都立狛江はFW杉本がゴールを挙げリードを2点に広げ、2-0で前半を折り返す。
ゴールに喜ぶ都立狛江イレブン
後半に入ると、武蔵が反撃に転じる。DF4菅原聡(3年)らを中心として必死のディフェンスを見せると、MF11大島千虎(1年)、FW9吉松拓哉(3年)たち攻撃陣もサイドからの仕掛けなど、ゴールを奪いにかかる。武蔵のプレッシャーを感じたためか、無理にシュートを打ったり、左右のスペースを使わず単調な仕掛けを繰り返すなど都立狛江のリズムが悪くなる。
武蔵としては押し込みたい時間帯の後半21分にGKのミスから武蔵が1点を返すと、勢いづいた武蔵が攻撃を仕掛ける。後半33分、武蔵はMF14上手雄生(2年)がFKから直接ゴールを狙うも、これは都立狛江GK佐々木晴基(3年)が直接キャッチ。
受けに回った時間を必死に耐えた都立狛江は、後半アディショナルタイムに途中出場のFW13添田光次郎(3年)が相手GKを交わしてダメを押すゴールを奪い3-1とする。間もなく試合終了のホイッスルが吹かれ、都立狛江が粘る武蔵を下し、2回戦進出を決めた。
▽第100回全国高校サッカー選手権東京予選
第100回全国高校サッカー選手権東京予選