
プリンス関東2021シーズンの三菱養和SCユース vs 鹿島アントラーズユース戦
ーーチームの人数などはどのような形なのでしょうか?
ユースは大体1学年15人MAXという形です。巣鴨のジュニアユースと調布のジュニアユース、最近だと6、7人ずつと半々くらいになっています。セレクションもしているので、そこから若干名ですけれども三菱養和SCジュニアユース以外の選手たちが加わる形になっています。
ーー三菱養和SCユースが目指しているサッカーとはどういったところでしょうか?
三菱養和のサッカーを見ていただいている皆さんには「いつも天真爛漫に楽しそうで元気良くサッカーを楽しんでいますね」と言われることが多いです。「子どもたちみんなが躍動しているサッカーを」という思いは養和の指導者は持っています。サッカーの仕組みや全体像の中で、選手の個性を発揮できるような指導を心掛けています。
そういった指導を通して、たとえば試合などでも最後まで諦めずに戦っている姿を見せてくれたらうれしいですし、そういったサッカーをしたいなと思っています。
ただ、ジェフでの2年間というのは、指導者としても本当にターニングポイントになった時間で、サッカーの技術・戦術へのコンセプトや考え方を整理することができました。また、Jリーグクラブのアカデミーがどういうことを考えて、指導や育成をしているのかということを学ぶことができました。
次回は2021シーズンの振り返りや選手のスカウティングの際に重視していることなどについて紹介する。