(写真=日大鶴ヶ丘提供)

 日本大学鶴ヶ丘高等学校サッカー部谷幸一朗監督のインタビュー後編。後編では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う活動自粛の中、チームとして取り組むべきこと・取り組んでいること、そして今年の目指すチーム等をお伺いした。

――新型コロナウイルス感染拡大に伴う活動自粛、大会延期・中止が相次いでいますが、チームとして取り組むべきこと・取り組んでいることがもしあれば教えてください。

 2月の終わりから活動自粛中ですが、その時は元々テスト期間でもあったので、私の方で“読書”と“勉強”と“身体を動かす事”を勧めました。読書に関しては、この本を読んだらこういう行動をするようになったとか、本の詳細と一緒に20冊くらいお勧めしました。生徒からも本のフィードバックを貰って、それに対してコメントしたり、それを全体で共有するときもあります。勉強に関しては、いまたっぷりと時間がある中で、自分自身課題を持って取り組んでいこうと、そしてその日の学習時間を、classiというアプリに入力するということをやっていました。そういうのを3月中までずっとしていました。この時期は動物で言うところの、冬眠期間としてとらえていました。自分を見つめ直す期間として、色々な選手がいて良いのかな、と思っていました。4月にもなると、(冬眠から覚めて)活動する期間と言いますか、選手から自発的にそろそろサッカーがしたい・身体を動かしたい、という雰囲気が高まり、Zoomを使ったミーティングを始めるようになりました。一番初めは選手どうしで何を行っていこうかというのを話し合い、ナイキのランニングアプリを使い皆で走ってシェアする所から始まりました。そこから段々やることを増やしていって、実際戦術に関しては順を追ってやっていかないと難しいので、世の中の事象を取り上げてテーマを与え、グループディスカッションをして発表するとか、朝8時からストレッチや体幹などをオンラインで一緒にやったりしています。グループディスカッションは週に一回していますし、チームやグループに分けて活動を行っています。今後は運動なども、ランダムにグループ分けをして、その時に各グループリーダーを決めて、各リーダーに従いながら、オンラインで実施していきます。

【次のページ】 今後の目指すチーム作りについて教えてください。