ーースポーツコンバイン事業をスタートさせたきっかけを教えてください

 スポーツコンバイン事業の現事業責任者が元々フィジカルトレーナーだったんですけど、彼と入社する前に食事をしたことがあったんです。そのときに彼から「NFL(アメリカンフトボール)やイングランドのプレミアリーグなどでは、共通のフィジカル測定を実施していて、育成年代からのベンチマークが出来ていたり、しっかりとデータの蓄積ができているので次のアクションが取りやすい。でも日本には、まだそういった取り組みが確立されていない」という話を聞きました。それで、「もし自分が選手だったらとても役に立つ取り組みだな」と思ったことがそもそものきっかけでした。

 そういった中で、指導者の方たちやスポーツトレーナーの方たちにヒアリングをさせてもらったんですけど、話をうかがいながら改めてフィジカル測定の必要性を強く感じ事業化しようと考えたんです。

 それと、育成年代の選手たちが、試合に負けた理由として「フィジカル負け」ということをよく耳にしていました。それで話を深く聞いていくと、フィジカルのどの部分で負けたのかがとても曖昧だったんです。たとえば「体のぶつかり合いで負けたのか、スピードで負けたのか、アジリティなのか、走り切る体力で負けたのか、そもそも本当にフィジカルが原因だったのか」明確にされていなくて。なので、このフィジカル測定(=nowtis)を通じて、選手たちに対して、明確な目標であったり気付きを提供してあげたいなと考えたのも、事業化したきっかけのひとつですね。

次回はフィジカル測定についてや導入している学校などについて話を聞く。