2021はコロナの影響などがあり開幕がずれ込んだが、2022シーズンの開幕はどの辺りを予定しているかを聞くと「やはり5月のゴールデンウイーク明けスタートを予定しています。4月開幕だとさすがに選手たちを判断するのが難しいでしょうし、各チームのスタイルを1か月である程度染み込ませた中でスタートするということも趣旨の1つでもあるので、ゴールデンウイーク明けに開幕して11月までに終わらせるのが良いのかなと思っています。12月に入ってしまうと選手権もありますし、選手権に出場しないチームは新人戦もありますので。6~7か月かけて9節、11月に入れ替え戦を行う形でいきたいと考えています」と話した。

アシスト王に輝いた東京朝鮮中高級学校のリュ・サンウ

 最後に2022シーズンにチャレンジしてみたいことを問うと「近年はなかなか東京のチームが全国大会でベスト4まで進めていないという現状があったのですが、関東一さんが選手権でベスト4入りしましたので、コンセプトの「ベスト4」の部分を「優勝」に替えたいなと。全国で優勝を目指すために各チームのU-16が切磋琢磨しながら団結して、最終的にインターハイや選手権などの全国大会で素晴らしい成績、トップを取れるようなチームが出てくるような活動をしていきたいと思っています」と話し、続けて「それと『love.futbol Japan』という、日本や世界で「サッカーをしたくても諦めている子どもたち」の環境を変える活動に参加することになったので、それについてもしっかり取り組んでいきたいと思っています。SDGsなどサッカーを通じて貢献できることを、2022シーズンはより意識してやっていきたいなと思っています」と語ってくれた。

 なおTokyo Unity Leagueの公式HPはこちらとなっている。

 東京のサッカーシーンに新しい風を吹き込んだTokyo Unity League。2022シーズンもその活動に注目し、さまざまな取り組みについて紹介していきたい。